医療保険の選び方、種類、終身

医療保険の選び方ですが、医療保険は貯蓄性がない(商品を選ぶべき)性質であることから、検討していると考えがあっちへ行ったり、こっちへ行ったりします。そして、「ちゃんと保険に入っておかないといけないのかなぁ・・・」と不安にかられてきます。


でも、実は・・・
良い医療保険を知る



私は医療保険に加入したのですが、必ずしも入らないといけないものではないと思います。CMの「万一に備えて!」というフレーズが一人歩きし過ぎています。医療保険は高額保障をつける必要はない(むしろ、小額で良い)と思っています。



●医療保険の選び方



私の医療保険料(損保ジャパン「健康のお守り」)は
60歳払込済で総額約171万円払う計算になります。
死ぬまで保障が続くわけですが、死ぬまでに
私は171万円をもらうことができるのでしょうか・・・?
多分無理です、元を取れないような気がしています。



更に、健康に生き続けて
死ぬ間際に入院して3日後くらいに死んだとなれば
そもそも入院は健康保険が使えますから
多くて10万円もあれば足りる計算になるでしょう。
この場合は171万円が全くの無駄になるわけです。



医療保険給付金額の平均データを私は見た事があるのですが
1入院で14万円だとか。
私の場合、14万円を得るために171万円を払う計算になります。
その14万円を何回もらえるのか
(一生のうち、何回入院するのか)・・・。



厳密な言い方をすると、生存期間保障されていたのだから
無駄という言い方は良くないですが、
「この保険期間、何事もなくて良かった。
医療保険使わなかったけど、
医療保障をつけていたおかげで安心して過ごせた。」
と思うことは難しいと思います。
少なくとも、私はそう思うことはできません。
払い込んだ保険料は保険会社に全部回収されたとしか思えません。



それと・・・よくよく考えてみると
入院を要するケガ、病気というのは余程のことです。
普段ありがちな風邪、保険適用外の歯科治療では
医療保険は使えないのです。



先日、私は虫歯の治療をしてきたのですが
健康保険適用外治療で3万円もしました。
こういう日常的に起こる治療は医療保険が使えないのです。
歯医者さんの場合、基本的には健康保険が使えますが
自由診療の場合健康保険が使えません。
虫歯治療の時、健康保険が使えたとしても、結構な出費になることが多いです。
こういう時のために保険に頼らず、自分で貯蓄しておくことの方がむしろ大切です。


医療保険を使うという時は、よっぽどの時なのです。


こう考えると、自分で貯金できる場合は
必ずしも医療保険に入らないといけないわけではありません。
むしろ、医療保険は入らない方が得という考え方もできます。


今後、医療が進歩し、保険適用の技術も増えるでしょう、
それに伴い入院期間も短くなると予想されます。
最近でさえ、入院の短縮化が勧められています。


痔の手術も昔は入院が当たり前でしたが、
今は「その日に帰れます!」と言っている肛門科が多くあります。
日帰り入院は良いことなのですが、
仕事を休みにくくなるし、医療保険が利かなくなるという
デメリットもあります。
(ありがたいようなありがたくないような・・・)。


いろいろな可能性を挙げてみましたが
そんなこんなを言っていると踏ん切りがつかないので
私の場合、以下を理由に医療保険に入ることにしました。

若い年齢で入院した時に備えて。今交通事故で入院したら困る。
健康な今であれば、良い保険に入れる。
若い時に、医療保険を使うチャンスがなかったら、
 それはそれで仕方ない。


私はこのように思うこととしました。



保険の説明を聞いていると、
「入院したら大変だ!万一に備えて保障を厚くしておかないと!」
と思ってしまうものですが、私たちは起きるか起きないか
分からない万一の大地震のために、
毎月(毎週?)水や食料を準備していることはありません。


水や食料を準備して、大地震が起こらなければ
賞味期限切れ前にそれらを全部自分が消費できますが、
払い込んだ保険料は自分で消費できません。
保険会社を潤すだけです。



少なくとも、終身医療保険に加入しても
資産運用の性質はなく、私たちが得するものではないので、
医療保険はあまり沢山つける必要はないと私は思います。
私の日額1万円でも多いくらいです(近々、保障を落とすかも・・・
2010年5月30日)。



因みに、私の入っている健康のお守りは、価格破壊と
保険関係者が言うほど、充実した保障内容の割りに
保険料が安いと評判です。



特に、先進医療特約が通算1000万円まで保障されている点、
更に、将来 先進医療の認定内容が変わった場合、
現在の内容にとらわれず、認定に合わせて給付金が下りる
ことが評価されています。
現在の「先進医療」は、10年後には「先進」でなくなります。
このような柔軟性はとても大切だと私は思います。



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(2010.7.26 更新)
保障額を減額しました。

医療保障 減額
医療保険の保障額入院日額1万円→5000円にしました。先進医療保障が無くなってしまうので、さすがに医療保険をやめる予定は今のところありませんが・・・。


毎月3,000円払い、もらう時は入院1日につき5千円ですから、安いと言われる医療保険に入ったとしても、決してお得とは言えないのです。年に3.6万円積み立てて、7日間の入院を年1回しないと元を取れないわけです。ですから、入院時にお金が下りることよりも通院の際の対応を厚くする(自分で貯蓄する)方が大事だと思います。


健康のお守り 減額手続き
保険金額減額に伴い、保険料が5,561円→2,826円に下がりました。約2,700円が毎月浮きますから、その分は毎月自分で貯めて行くことにしました。医療保険を辞めてしまって、ソニー生命変額終身などのお得な生命保険(終身の死亡保障)にもう少し入って、60歳以降はそこから崩して行く選択もありかなと思います。


医療保険は保険会社のドル箱商品です。保険会社が得するようにできていることを今更ながらに思い出しました。医療保険、がん保険、掛け捨て型の保険は特にそうなんです。良い死亡保障は保険会社がそんなに儲からないんです。ですから、各保険会社は医療保険、がん保険の販売を頑張っています。


さて、保険料の払込は引き続き、60歳払込です。終身の方が毎月の支払いは安くて済むのですが、私の場合長生きしそうなので、ダラダラと保険料を払っていくことになりそうなので、60歳払込型のままにしています。私は、医療保険を辞めて貯蓄した方が良いと思いつつあるので、遠い将来辞めるかもしれません。そうなると、終身払いの方が良いのですがね・・・。


私の生命保険(ソニーの死亡保障)は良い保険だと思うので、ずっとこのままで居ると思いますが、医療保険は今後も見直していくことになりそうです。医療保険を増額することはなく、むしろ減らして行くと思いますが、良い選び方とは、時と共に変わっていくものだと思います。


解約返戻金
医療保険の場合、途中解約した場合に解約返戻金をもらうことは考えない方が良いです。私の場合、27年間総額915,624円支払って5万円返戻される計算です。


健康のお守りは、保険を使わなければ、5年毎に保険料が下がっていく「だんだん割」という制度がありますが、これはあまり考えなくて良いでしょう。保険は使うためにあるのですから。


クレカ払い

因みに、もちろんクレジットカード払いです。








●日本経済新聞にも医療保険の選び方について記載がありました。(9月12日)

定年前になると、貯蓄はある程度あるけれど、健康面に不安を感じる人が増えて医療保険を検討する人が多くなると言うことです。

貯蓄

まず、貯蓄があるならば本当に医療保険が必要か検討した方が良いとのことです。私も以前から言っていましたが、貯蓄があれば、医療保険は要らないと思います。現に、私は保険金額を日額5000円タイプにし、その浮いた分を毎月貯蓄しています。日経も「保険に入った方が良い」とは書いていませんでした。


持病

それと、持病があっても入れる(無選択型)医療保険を安易に選ぶのではなく、持病の部分だけを保障対象から外す部位担保を条件に普通の医療保険に入る方が安く入れます。そもそも無選択型は、色々と制約があります。


例えば、保険加入後の病気であっても、高血圧症で入院した前歴のある人が脳出血で入院し、その原因が以前の高血圧症であると診断されると、保険金が下りない可能性があります。これでは、持病に備えたことになりません。


無選択型よりも、持病が原因での入院もOKという限定告知型の方がましなのです。しかし、条件が良いだけあって保険料が高いのがネックです。いざ病気になった時、保険料払込総額を計算してみると、治療費よりも払込総額の方が多かったということはよくある話です。


保険に入る場合は、入る前にファイナンシャルプランナー(FP)に納得が行くまで聞くべきですが、自分で貯蓄するという選択肢があることを覚えておいた方が良いです。保険を含む「ライフプラン」そのものをFPに相談するのも良い考えだと思います。


参考までに、限定告知型医療保険は、明治安田生命保険「かんたん告知医療保険」、アメリカンファミリーの「新やさしいEVER」、アリコジャパン「ずっとあなたと」などがあります。


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