なぜ無駄な保険が売れ続けるのか?

せっかく保険に加入しても使わない保険はもったいないです。使わないなら最初から入らない方が良いです。



それにしても、どうして無駄な保険でも売れ続けるのか?


まず、使わない保険は保険会社の利益となります。その利益になりやすい保険を保険会社が積極的に売っているからです。その一方で、私たち一般人の無知も大きな原因の一つです。



伝統ある国内大手の生命保険会社は、営業のおばさん達(いわゆる生保レディ)はじめ、切るに切れない沢山の社員さんを抱えています。そして、社員さん達には労働組合があります。働く営業社員、働かない営業社員いろいろいますが、営業社員を切る事はなかなかできないのです。JALもリストラしていますが、労組の反発などもあり、難航していることからも分かります。



ですから、一番儲かる掛け捨て保険を訳の分かっていない私たち一般人に「天下の日本生命だから大丈夫ですよ^^」と言って売るわけです(保険を知っている人は天下の日生だからこそ 高い商品だということを知っています)。


売られた一般人は「ウン、日生なら大丈夫でしょう!」と言って、契約内容を調査せず、知らないまま何となく保険を買うわけです。


日生というネームバリューで、事務費率(付加保険料、保険会社の儲け)が非常に高い保険を買っている訳です。

そういった会社の伝統、「無駄」「利益」を維持するために無駄付きの保険をお客様に買ってもらうわけです。



国内大手生保会社はグループ、提携会社が多いからその契約数は星の数ほどあります。

それらの新入社員さんは、入社すると訳も分からず、み〜んなその大手生保会社の保険に入る「仕組み」になっています。良い保険を提案するファイナンシャルプランナーなど絶対に出入りさせません。新入社員に良い保険を比較や検討する余地を与えません。質の良い物、正しい物がまかり通る環境ではないのです。



キリングループの会社の例で言えば、新人歓迎会や忘年会の時、必ずキリンビールを準備します。どんなにアサヒの方が安くてうまいとしても、絶対にキリンビールを使います(これはあくまで例です。私はキリンビールが好きですから。特にクラシックラガーが)。生命保険(入院保険、がん保険も同様)もそれと似ています。


世の中そういうものですから入った会社で保険を勧められて「他に良い保険があったからそっちに入ります」などと新人君が言うことなんてできません。


新人君は訳が分からない間に保険に入ってしまいます。言い換えれば、新人君にそういう知恵がつく前にさっさと保険に入れてしまいます。保険に加入したら最後、他社の保険商品なんて調べることはありません。本業の勉強が忙しいはずですし、休みの日に保険の選び方などそんなことをするわけがありません。


そして、その会社の社員全員が更新の度に保険料が上がるような保険(いわゆる定期保険)に入っていますから、その社員さん達は全員、保険とは更新の度に保険料が上がるのが常識だと思うようになります。これまた、同僚や友達と飲んだ時に「保険料って高いよな〜」「じゃあ見直ししようか!」なんて会話になるはずもなく、更新の度に保険料が倍になるのが生命保険だと思い込みます。




↑私が検討した生命保険、医療保険のパンフレット。
左からオリックス生命CURE、日本興亜生命終身がん保険
アフラックのがん保険(フォルテ)
東京海上日動あんしん生命がん治療支援保険(無配当)
ソニー生命変額終身保険、せいめい共済
損保ジャパンひまわり健康のお守り

 

 

 

因みに、日本生命など国内大手はこのように無駄の多い高い保険を売っていますが、お客さんに知恵が付いて契約が他の保険会社に流れたとしても、その天文学的規模の契約数が揺らぐことはない、ということです。老舗の伝統、体力はそれだけ強いものです。



日本は、義理と人情が強い国なので、伝統という名の下、世襲という流れの下、良い保険ではないと分かっていても、保険の見直しなんて到底できず(人間関係が壊れます)、その高い保険を継続せざるを得ない方たちがたくさんいます。


それを回避するには、早く良い保険に入ってしまうことです。「保険はもう入ってるんだ、ごめんね…。」と断れる状態にしておくことが大事でしょう。



私が良い保険を提案してもらったA社さんのような中立の保険代理店は、保険会社の営業マンとこんな話をします。



営業マン :ウチの保険を扱ってくださいよー。

代理店  :契約者にとって良い商品を持って来たら扱うよ^^!
       何で良い商品持ってこないの?

営業マン  : そんなもの(良い商品)売っていたら
        ウチはやっていけないですよ…。

 

そして、国内大手生保の営業マンはこんなことも言います。
大手生命会社という船は、沢山の社員、営業社員を乗せている。
かじを右に切るとしたら、沢山の燃料と時間がかかるし、
生命保険販売のビジネスモデルを変換しなくてはいけないので
今更そんなことはできない。


・・・。こんな保険買いたいですか?


保険に限らず、商売というものは
お客様が社員を食わせているのですが
日本生命、明治安田生命などの給料は高いのです。
その高い給料を維持させるために
契約者は高い保険料を払っているのです。


もちろん日生にも良い保険商品はあります。ですが、契約者にとって良い保険は保険会社にとって儲からない保険なので、積極的に「安い保険」を売らないのです。


最後に、日本生命、第一生命、明治安田生命などが悪いと言うわけではありません。日本生命はゆずの歌をベースにとても素敵なCMを作っています。
例えば、こちら。
他にも、浅田真央さん、巨人松本選手を起用したCMも歌とマッチしてとても素敵です。綾瀬はるかさんを起用したみらいサポートのCMも素敵です。

日本人は日本生命に好感を持っていると思います。長い時間をかけて、日本生命は素敵なCMを流して来たので、日本人は日本生命に何となく好感を持っています。



第一生命も毎年春にサラリーマン川柳をやって、話題になります。その川柳は的を射ていてとても面白い作品ばかりです。私も楽しませてもらっています。



悪いということではなく、国内大手の生命保険(入院保険、がん保険等含む)は高いというだけの話です。最後に付け加えておきます。




祖母が肺がんで入院しましたのページに進む

生命保険 選び方・見直し・おすすめTOPページに戻る
他の生命保険サイトを見る(別ウインドウが出ます)