がん治療の化学療法(分子標的治療薬)

がんの三大治療方法と言うと・・・
●切開手術
●放射線治療
化学療法

が挙げられます。


中でも「放射線治療」では「重粒子線治療」や「陽子線治療」という
新しい放射線治療が大きな治療成果を挙げています。
がん保険の冊子にも重粒子線治療、陽子線治療という言葉が出て来るので
ご存知かと思います。

その中で、今回は大きな成果のある化学療法について書きます。


化学療法で使用されるのが
抗がん剤です。
最近は「分子標的治療薬」という
抗がん剤が注目されています。



分子標的治療薬とは、がん細胞に効く薬のことです。


現在のがん治療の抗がん剤で問題なのは、
がん細胞がこれ以上増殖しないよう殺す働きがあるのは良いのですが、
正常な細胞も殺してしまうことです。


抗がん剤治療をすると、白血球や血小板などの血液成分が減少します。
髪の毛が抜ける、気持が悪くなり吐いたりする副作用が出ます。
これは抗がん剤が正常な細胞まで攻撃するからなのです。


正常な細胞には攻撃せず、がん細胞だけ殺す薬があったら、
副作用がないので、がん治療がしやすくなるというわけです。


それを目的に開発が進められているのが、
「分子標的治療薬」です。
分子標的治療薬は、
がん細胞同士 遺伝子のシグナル伝達を阻害したり、
がん細胞だけが持つ性質である機能性たんぱく質が
働かないようにしてくれます。
がんが増えていくのを抑えてくれる薬です。


分子標的治療薬には
●抗体製剤
●シグナル伝達阻害薬
●新生血管阻害薬
などがあります。


●抗体製剤
遺伝子工学に基づいた人工の抗体のことです。
その抗体はがん細胞を見分けることができ、
がん細胞だけを攻撃します。


●シグナル伝達阻害薬
がん遺伝子が発する異常なシグナルの伝達をさせない働きがあります。


●新生血管阻害薬
がんになると血管が増えていくのですが、それを防ぐことによって
がんの進行を抑制し、がん細胞の栄養補給を阻害し、
がん細胞を殺す効果を生みます。


●高額な治療費

白血病の治療に有効と言われる
「リツキシマブ」という分子標的治療薬があります。
2011年現在、抗がん剤のベストセラー的存在だそうです。
この「リツキシマブ」の薬代が、50mlで約20万円です。

週1回ペース、1か月に4回投与すると、
薬代は約80万円となります。

健康保険3割負担としても
約24万円が毎月の自己負担となります。
高額療養費制度を使うと、約8万円で良いにしても
毎月8万円+交通費などがかかります。


●そこで、がん保険

毎月治療していくとすると、
毎月8万円くらいは必要ということになります。
がんは通院治療が多いので、
交通費など付加的な出費が増えます。


経済的な理由で
有効な治療方法を諦めるのは何とも残念です。
そこと毎月の保険料のバランスを見て
がん保険に入るかどうか決めることになるでしょう。


がん保険の選び方で大事なのは、
入院給付金よりも手術給付金です。
入院給付金とは、入院一日に付き1万円という給付金。
手術給付金とは、がんにかかったと
医師から宣告されたら100万円
という内容です。


入院は短くなっているので、
入院給付金よりも通院時に使える
手術給付金の方が大事です。

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